おばあちゃんのささ漬話 その3

おばあちゃんがおじいちゃんとささ漬けを始めてのは現在の場所ではなく、小浜市今宮で、昔のお魚屋さんが集まる場所でした(現在は埋め立て開発された小浜市川崎に市場などお魚屋さんが集まっています)
当時の今宮の工場は間口10坪ほどの狭い土間で、奥が住居の縦長の店舗兼住宅でした。そこでおばあちゃんはおじいちゃんと2人冬は底冷えのする土間で早朝から深夜までひたすらささ漬を作る毎日だったそうな。。。当然育児の時間などなく、2人の息子(現社長、専務)はひいばあちゃんやご近所さんにお世話になりながら逞しく育ったそうです。
そんな折、おじいちゃんが昭和40年2月吹雪の中現在の会社がある小浜市城内に土地を購入!!この地に新しい何かを感じられたのでしょうか。。。

しかし以前から心臓に持病があったおじいちゃんはその年の4月わずか37歳で他界、おばあちゃんは33歳でした。そして現社長は6歳、専務は4歳の幼子です。おじいちゃんの両親は健在で、おばあちゃんは舅、姑、子供2人を支える一家の大黒柱になりました。まだ33歳の若さで。。。でも、おばあちゃんは負けなかった、おじいちゃんと築き上げたささ漬を一人で守り続けました。今上杉商店があるのはこの偉大なおばあちゃんの必死の頑張りがあったお陰です。
つづく

ささ漬一筋、このおばあちゃんの手が物語っています。